片づけ・整理整頓・・・。
頭では、片づけ・整理整頓が大事なのはわかっている。
しかし、一度、モノが溢れた生活に入ってしまうと・・・。
なかなか抜け出せない。
昔はそんなにモノがなくても生活していたハズなのに。
社会人になり、少しは自由の利くお金が手に入り、欲しいものを買ったり、いつか使うだろうと思って保管しているモノも増えて今の生活がある。
片づいていない家・・・それでも生活している。
慣れとは恐ろしいものだ。
モノを大切に・・・。家族を大切に・・・。自分を大切に・・・・。
果たして本当に大事にするべきは・・・・なんなんだろう。
その答えを ”語りかけるように” 教えてくれたのが、この本だった。
『片づけの力』 を読んでみた
本書の内容
筆者:Fujinao(フジナオ)さん
※整理収納アドバイザー /Instagramは2018年から始めた人気者
初版は2021年1月28日発行。
正式タイトル
『片づけの力』 私たちは、もっと美しくなれる、部屋も、心も、人生も。
章節の構成(内容)を確認したい方は ここをクリック
はじめに
- 著者からのメッセージですが、冒頭は小説のように始まります。
第1章 片づけの言葉
- 自分を変える
- モノを手放す
- モノを選ぶ
- モノを収める
第2章 片づけの技術
- 片づけの基本
- 家作りと片づけ
- Fujinao's House の収納・大公開
おわりに
- はじめに・・・で小説風に登場したお客様のその後も・・・。
+α
- ところどころでポエム・便利グッズ紹介コーナーもあるよ
この本は ただ整理整頓のノウハウなどを記したものとはちょっとだけ違います。
語録・格言・教訓 のような ちょっとした励ましの言葉が 心に響く・・・。
モノより人が大切・・・
我が家の主役はモノじゃない
私と家族だ!!
この言葉が更に・・・胸に刺さる!!
よし!片づけよう・・・と
この本を読んだ感想…
読んで 良かった点
良かった点は かなり 多かったよ~(一部をここで)
心に響く 語録集・・・
実はこの手の整理整頓系やミニマリスト系の本は苦手。本屋で手に取ってみたものの、中身を見るとどうしても・・・できない・・・と思ってしまうからだ。
便利な収納グッズやノウハウが沢山書かれているんだろうけど。
わかっちゃいるけど・・・でもね~って。
しかし、この本は、何かが違った。 ポエム的というか語録集というのか格言?教訓?
この手の本で 読みたい! と思った本がコレだった!
なんとなく心に訴えかけてくるんですよ。しかも優しく穏やかに・・・。
余白がたくさん
片づけの本にピッタリな余白が沢山!! それ自体もメッセージに思えてくる本。
この本の著者・制作チームから”してやったり”なのか? わかりませんが、好感度が高かったんですよ。
この片づけて、整理整頓されたような 1ページに埋め込まれた文字と余白・・・。
読みやすく、1ページ毎にメッセージを読み取ることができる。
しかも、文字は少なくても、そのメッセージを心に刻みながら読み進めることになるので、なぜか充実感が大きい。
素朴で素敵な写真
たまに出てくる写真のページ・・・。
生活の一部を素朴な感じで差し込まれていたり、気持ちが良い色合いの写真。
全体的な文字や余白、そして写真のバランスが好き。
よし、モノより自分を大切に・・・と思わせる
語録的なページが1冊の半数を占めるような勢いで現れます。
これが、私の心を揺さぶります。
これまで、片づけしようと思っても、少しばかの捨てる物が出て、残りをまた戻す・・・。あまり変わらない部屋で終わる・・・・。
まぁ、最初から、モノを捨てられない…自分がいる。
それが、この本を読んで、少しは前とは違う自分がいることがわかる。
何度も読み返したくなる
この本を読んで、やはり片づけは重要であると認識できる。
しかし、整理整頓・片づけ が苦手な私としては、一度に完璧な片づけは無理だろう。
片づけを何度かに分けながら実践することが必要かもしれない。
これから片づけの前に…意識を高める意味も込めて、読み返したい本でした。
自分の考える暮らしの理想・・・。どんな暮らしがしたいのか? 考える切っ掛けになりましたよ。
残念だった点
残念というか 自分の行動が追いつかないこと
とは言っても・・・できないことも多い。
良かった点にも記載していますが、
一度では理想に近づけない・・・。 片づけが定着していないから・・・。
根気よく? 片づけ を定着させる必要があるのだろう。
しかし、この本があれば・・・少しは自分の モノ に対する意識も変わるに違いない。
この本を読んだ後の抱負
よーし これから改善するぞ~~(ゆるーくね)
考えたこと/したこと/すること
- とりあえず、モノを減らす
- ”いつか来る日” のため のモノで 今使わないモノを処分する
- 最初は床の上に置かないように収納する
- すぐ使わないものは無料でも持って帰らない
- 理想の暮らし(部屋の状態)を考える
実践後の見直し
- モノが減ってきたら・・・片づけの定位置を定着させる
- 理想の暮らし(家の中)を更に考える
- 迷走しそうなときは、この本を改めて読み返してみる
この本は どんな人におすすめなのか
こんな人に おススメ
- 片づけしたいと思っている人
- 整理整頓・片づけに疲れてしまった人
- ほのぼのとした雰囲気に包まれたい人
- 前向きに生きていきたい と思っている人
- 励ましの言葉や語録集が好きな人
こんな人には おススメしない
- 1ページに文字がギッシリ埋まっている本が好きな人
- 命令系のノウハウ本が好きな人
Amebaオフィシャルブロガーで、Instagramでも話題・・・。
ちなみに。本には Instagram のアカウントが記載されていました。
@fujinao08140814
ご興味のある方は・・・ Instagram などもチェック
あとがき
あとがき...
この本を読んで、やはり 片づけ を 先にやっておこうと思った。
もちろん、この本の前に・・・
このサイトの情報で・・・片づけにおいては、手放せない人の特徴と一致していた
モノを捨てられない人の心理とは?ラクに手放す方法 | ハルメク暮らし
強制的に モノを手放せる人の特徴である考え方を取り入れる覚悟はできていましたが、 この本を読んで、なぜかスッキリした気分になっている。
まぁ、最初から完璧な理想にはならないだろう。
しかも時間がかかることも想定しておこうと思うが、最終的に肩を押してくれたのがこの本なのかもしれませんね。
おわり
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