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あと一か月でクリスマスということで街ではクリスマスソングが流れるお店も増えてきましたねぇ~。ということで、今回も一足先にクリスマスネタのこの児童書を・・・。
再び、童心にかえってクリスマスを楽しもうと選んだ本がこの『世界傑作童話シーズ』。9作品をこの1冊で楽しむというオムニバス形式の児童書です。
児童書『クリスマスのりんご(クリスマスをめぐる九つのお話)』 を読んでみた
本書の内容
世界傑作童話シリーズ
筆者:7名の作家 さん (名前は作品名とともに紹介します)
挿絵:たかお ゆうこ さん
翻訳:上條 由美子 さん
初版は2012年10月5日発行。
この本の特徴は、
- クリスマスに纏わる作品9作をこの1冊で読める
- 挿絵も楽しめる読みやすい世界の傑作童話が読める
眠る前に少し時間をかけて読み聞かせできるなら1話毎で9日間楽しめます。
もちろん自身で読む場合も1話毎に楽しむことが出来るオムニバス形式です。
- 砂糖ネズミときょうだいネズミ / ルース・エインズワース さん 作
- 納屋のクリスマス / F・アーンステイン さん 作
- 小人とくつ屋のむすこたち / メリー・B・パルヴァー さん 再話
- ふしぎなクリスマス / ルース・エインズワース さん 作
- 大きな白い子ネコ / リーラ・バーグ さん 再話
- あるクリスマスのお話 / ヘレン・クレア さん作
- 小さなモミの木 / アリソン・アトリー さん 作
- クリスマスのりんご / ルース・ソーヤー さん 再話
- 人形の家 / アリソン・アトリー さん 作
※再話・・・原典に忠実に翻訳するのではなく、物語としてわかりやすく書き直したもの。
この本を読んだ感想…
読んで 良かった点
良かった点は 童心にかえれる点の他、全9話あるのでお得感あるし読み応えもありました。
全てのテーマがクリスマスなので大人でも童心にかえりやすい
主人公も様々ですが、心温まる内容のものが多い。内容によっては映画にしてもいいんじゃない? と思うようなものまで・・・。
控えめな挿絵ではあるが、主人公を想像しやすい
どんな姿の主人公なんだろう?と活字を通して想像することも楽しいが、挿絵があることで、こういう姿なんだな、この主人公は・・・と映像化されながら物語を読み進めることができる点は児童書として、読みやすいので個人的には好きな部類です。
個人的に 好きな物語に出会えた
映画化しても面白いんじゃないか?って思う物語もありました。
個人的に好きな物語はこの本のタイトル名にもなっている『クリスマスのりんご』がお気に入り作品となりました。
主人公がモミの木(クリスマスツリー)っていう想定外の物語にびっくり
さすが児童書です。どう読んでも主人公は”モミの木”だったという物語に驚きました。これは全く、想定していなかったこともありましたが、物語の終わり方はハッピーエンドなのでほっこりしました。
残念だった点
残念というか もっと読みたくなる・・・。
この世界傑作童話シリーズの他作品も読みたくなってしまう!
読み終わってしまった後、クリスマスに纏わる作品をもっと読みたいと思ってしまいました。調べてみると他にもクリスマステーマの世界傑作童話シリーズもあるじゃないですか! 読みたい気持ちが抑えられなくなってしまった点はその瞬間、残念なことだった。
この本を読んだ後の抱負
考えたこと/したこと/すること
- 今年は去年よりもクリスマス気分を味わいたくなった
- サンタクロースの出てこないクリスマスの物語もありだと思った
今後、実践したいこと
- 文章と絵のバランスが良さそうな別の児童書も読んでみたい
- クリスマス時期はとことんクリスマスに拘った書籍を読みたい
- ほかの世界傑作童話シリーズも読みたい
- 自分も物語を考えてみたい
この本は どんな人におすすめなのか
こんな人に おススメ
- 短編の物語が好きな方
- 童心にかえってクリスマスを楽しみたい方
- 寝る前に何か物語を想像しながら眠りにつく方
- ひとりで物語を読みはじめる児童
- 眠る前の読み聞かせ時間を少し長くとれる方
こんな人(場面)には おススメしない
- クリスマスだけの物語だと飽きてしまう方
- 長編の物語・小説が好きな方
あとがき
あとがき...
今回で2冊目のクリスマステーマの児童書ですが、短編物語のオムニバスでしたが、物語の中に年甲斐もなく夢中になってしまう話もありましたね。
反面、展開が読めてしまって、やはりそうなりますよね・・・と少しだけ冷めている自分がいたり・・。
読み始める瞬間の状態によって、変わるのか? 雑音・雑念が取り除かれ、没入している状態で読んだから好きな物語だったのか?
9作品あると気に入った物語もあるし、そうでもない物語もあのは仕方ないのかな。
それでも、歳をかさねた大人も 読んでみたら気に入る児童書ってありますよ! と心底思わせてくれた1冊でした。
今回はこの辺で・・・。
おわり
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