もうすぐクリスマス...。
あなたは...サンタクロースを信じますか?
夢を忘れた大人たちへ
そして夢を知らない子供たちへ
小さいな冬の奇跡をプレゼント...。
こんなキャッチフレーズで...語り継がれるクリスマスシーズンには欠かせない映画として、人々に支持され続けている永遠の名作が...。『Miracle on 34th Street』です。
映画『Miracle on 34th Street』新旧対決
この『Miracle on 34th Street』という映画のリメイクはテレビ版と映画版を含めると4回リメイクされています。
今回は映画版の新旧対決として...ご紹介します。
1947年オリジナル vs 1994年リメイク
基本的な展開は、同じなんですが時代背景によって一部細かいところは変更されていますが、軸となる「あなたは...サンタクロースを信じますか?」という部分は共通ですね。
ドラマ的な展開は同じでも、時代が違う点で違うところもあるのですが、どちらが好きか嫌いかという事もなく、「ほーーー、そうきましたか!」と楽しむことができます...。
基本となるドラマの展開(新旧共通)
マンハッタン34丁目。その地区にある百貨店のクリスマス商戦の開始を告げるパレードの準備中に百貨店側で手配したサンタクロースが泥酔...。
その場に居合わせたサンタクロース風の髭を貯えた老人をサンタクロース役に抜擢することに...。
サンタクロース役として、パレード中の振る舞いも好感度は抜群。
急遽、百貨店内でのサンタクロース役(客寄せ)にも抜擢される...。
その老人の名前は”クリス・クリングル”と名乗る...。自ら、本物のサンタクロースだと。
抜擢した百貨店の女性社員は娘と二人暮らし...。
少女はサンタクロースを信じていない...。
そんな二人と同じアパートに住む男性(少女の母親に好意を持っている)も、サンタクロースと名乗る老人と関わることになるのだが...。
その老人のサンタクロースぶりの人気も好評で百貨店の売れ行きも好調。
しかし、ライバル会社の陰謀により”クリス・クリングル”と名乗る老人は逮捕されてしまう...。
逮捕された後....。前代未聞の裁判が開かれるのだった...。
その老人は「気のふれた哀れな老人」か? あるいは「本物のサンタクロース」か?
そして、裁判の結果...。
サンタクロースを信じていない少女は…。
見どころ(新旧共通)
- サンタクロース役の全体的なイメージ(サンタのイメージ)
- 少女の演技
- 少女の母親と男性の恋の行方
- サンタクロースは存在する証明と存在しない証明の裁判
- ファンタジー感満載のラスト
映画『Miracle on 34th Street』1947年 アメリカ
1947年のアメリカ映画です。もちろんモノクロ映画でした。
邦題『34丁目の奇蹟』『三十四丁目の奇跡』そして...『三十四丁目の奇蹟』
最初の映画『Miracle on 34th Street』の邦題はビデオ発売時期によって邦題の表記は少し異なっていました。
最後の『三十四丁目の奇蹟』は2006年の特別バージョン時の表記です。
2006年 カラーライズ版DVD発売(モノクロ版も収録)
2006年になると1947年版の『Miracle on 34th Street』がカラーライズとして登場します。
この時の邦題は『三十四丁目の奇蹟 スペシャル・カラー・バージョン』になっていました。
モノクロ版とカラーライズされた2種類の映像を楽しめるコレクタ―アイテムとなっています...。
更に日本語吹き替え音声は現存するテレビ放送当時のものを収録しています。
その為、一部放送されなかったシーンでは吹き替え音声ではないところもあります。
映画『Miracle on 34th Street』1994年 アメリカ
邦題『34丁目の奇跡』
今回の邦題では、三十四が数字となり、キセキは奇跡を使用しています。
あとがき
個人的には、オリジナル版をモノクロで観たのが最初でした。
40年代の映画ということもあり、テンポ感などは、ゆったりしている感じもありますが、引き込まれていきます...。
90年代のリメイク版は少し派手目な雰囲気を味わえます。
- じっくり観るなら:1947年のオリジナル版。
- お菓子を食べながら観るなら:1994年のリメイク版
ってとこでしょうかね。
今回のブログ記事関連商品
オリジナル版
リメイク版
その他関連商品
クリスマス映画って面白い...。
それでは、今回はこの辺で...。
またねぇ~...。