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仙台ロケ地の映画『ポテチ』(原作:伊坂幸太郎さん、監督:中村義洋さん、主演:濱田岳さん)感想記

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映画『ポテチ』


今回はAmazon Prime Video で鑑賞した映画『ポテチ』の映画鑑賞記録です。

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映画『ポテチ』2012年(日本)上映時間:68分

『ポテチ』は、伊坂幸太郎さんによる日本の短編小説作品。
短編集『フィッシュストーリー』所収の書き下ろし作品。


伊坂幸太郎原作の映画の内、『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』は中村義洋監督によって映画化されてきた。


『アヒルと鴨のコインロッカー』と『ゴールデンスランバー』は宮城県内・仙台市内にて撮影されていたこともあり...。

2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、お世話になった仙台への恩返しをしたいという思いで監督:中村義洋は、本作を制作することになった作品が『ポテチ』である。撮影は仙台市内にて2011年8月下旬から9月中旬にかけて行われた。

映画『ポテチ』予告編_映像


www.youtube.com

あらすじ

空き巣を生業にする平凡な青年(今村忠司)とその恋人(大西若葉)はマンションの一室に忍び込む。事前に今村が尊敬する空き巣のプロからプロ野球のスター選手・尾崎の自宅住所を聞いていたのだった。今村は、尾崎のファンで、尾崎の話になるとつい熱くなってしまう。尾崎の部屋に忍び込んでしばらくすると、突然、若い女性の声で尾崎に助けを求める電話がかかってくる。放っておけず、尾崎の代わりに女性を助けに向かう今村だったが…。

登場人物/キャスト

今村忠司 (空き巣を生業とする平凡な青年)役:濱田岳さん
大西若葉 (今村の恋人)役:木村文乃さん
黒澤 (今村が尊敬する空き巣のプロ)役:大森南朋さん
今村弓子 (今村の母)役:石田えり さん
中村親分(今村のボス)役 - 中村義洋さん(監督自ら出演ですね)
落合修輔(尾崎を騙そうとしていた男)役:中林大樹さん
ミユ (尾崎を騙そうとしていた女)役: 松岡茉優さん
尾崎選手(プロ球団・仙醍キングスの選手)役: 阿部亮平さん
堂島監督( 仙醍キングスの監督。女好き)役:-桜金造さん

通行人(エキストラ) - 竹内結子さん
※劇中に通行人役としてエキストラ出演しています!
 どこで登場するのか? 見つけられるかな?

TOMOZYの映画感想記

こんな人にお薦め

  • 原作:伊坂幸太郎さん、監督:中村義洋さん、主演:濱田岳さん の世界観を楽しみたい方。
  • 最後は心温まる人間模様を軽妙なタッチで綴る映画が観たい方

TOMOさんの感想

この映画を観たい!と思ったのはやはり、原作:伊坂幸太郎さん×監督:中村義洋さんだったこと。ほかに、監督:中村義洋さん映画に出演していた濱田岳さんが今回は主役って事もみてみたい理由のひとつだった。

68分という、ちょっと短めの時間は気になったが、ちょうどよかったサイズかもと思った。

ドラマの展開は、これまでの 原作:伊坂幸太郎さん×監督:中村義洋さん 作品と同じように主人公の行動原理は「その人の想い」であり、物語が進むにつれ、登場人物の行動と心(想い)の謎解きが行われていく感じですが、今回の『ポテチ』もそうでした...。

なので、最初は、「?」なんで? そうなる? と感じるシーンがどこかにあったりするのです…。

今回は…作品のタイトル『ポテチ』=「ポテトチップス」が登場するシーンが、まさにそうだった。

主人公の今村忠司(役:濱田岳) と今村の恋人(役:木村文乃)と空き巣の先輩 黒澤(役:大森南朋) が車の中で会話している途中で今村が恋人にコンソメ味をリクエストされ買いにいき、戻ってきた後に「塩味」のポテチを渡してしまう......。

 

ネタバレありの感想 続き 
 

コンソメ味と塩味の2種類を購入してきたが、恋人にリクエストした「コンソメ味」じゃなく「塩味」を渡してしまった時のシーン。

リクエストした味じゃなかったため、主人公に違うことを伝えるが、食べ始めたら「塩味」も美味しいから取り替えなくていい という。

間違ったから自分のと取り替えるという主人公だったが、「塩味」も美味しいから取り替えなくていい。...というシーン。

突然、主人公:今村は泣き出してしまうんですが、劇中でも恋人が「??」というリアクションになります。もちろん見ているこちら側も「??」っとなります。

なにか情緒不安定な主人公なのか? という感じで物語は進行する…。

その後の流れで『ポテチ』渡し間違え事件と昔あった病院での子ども入れ違い問題がリンクして、これまでの主人公:今村の行動や言動などの意味が分かった気がしてくる。

全くと言っていいほど説明するような描写はないのに、『ポテチ』というタイトルの意味に気づいた時には思わず、グッとくるものがありました。

なぜ、あの時、車の中で突然泣いたのか?

心の謎解きがされた後、、、野球場のシーンはプロ野球の2軍試合のような雰囲気だったが、物語の流れから、大観衆の1軍の試合風景よりも見入ってしまった自分もいる.。

こういう演出も含め、物語の土台にある病院での子ども入れ違いという重いテーマであっても”ほんわか”した気分で最後まで映画を楽しめたのかもしれない。 

 

 

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【注意事項】 配信サービスの場合、配信作品自体が変更になることもあります。 契約サービス内での無料視聴以外にも、購入作品、レンタル作品の場合もあるので実際に自身で確認頂きますようお願い申し上げます。

 

あとがき

事前に通行人役で竹内結子さんが出ていることは知っていました。
多分、あのシーンの後ろで一瞬上を向きながら歩き去る あの女性...だと思いますが、顔まで識別できませんでした...。

あと主題歌は斉藤和義さんで「今夜、リンゴの木の下で」という曲です。
今回も原作:伊坂幸太郎さん×監督:中村義洋さん×主題歌:斉藤和義さん という組み合わせになりました。この組み合わせ、続くといいなぁ~と思います。

 

 

それから、個人的ですが、伊坂幸太郎さんの原作が映画化されると見たくなっちゃうんですよね。 同じように思う人、結構いるんじゃないでしょうかねぇ~。

監督:中村義洋さん での映画化作品だと『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』も好きでした。
特に何度も観ちゃうのが、『フィッシュストーリー』です。

音楽好きということもあって、ロックバンド:逆鱗の演奏シーンも見ごたえがあるのですが、時系列はシャッフルしながら物語は進行し、あの時!が繋がっていくさまは見ごたえあり! 風が吹けば桶屋が儲かる ロジックなんだろうけど、そのつながりが見ていて楽しい作品でしたねぇ~。

他にも、原作:伊坂幸太郎さんで監督は違いますが、『重力ピエロ』という作品も映画化されましたね。こちらも宮城県・仙台市でロケされた映画でした。

 

そういえば、AmazonPrimeVideo に『フィッシュストーリー』あったなぁ~。

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映画『フィッシュストーリー』サントラ

 

なぜか、最後は『フィッシュストーリー』の話になってしまいました…

おわり…。

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