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ちょっと時期が遅れましたが、年賀状に纏わることが書かれた書籍を読んでみました。
新年の挨拶状って、いつごろから始まったんだろうか?
お年玉くじ付きの年賀はがきっていつごろから始まったんだろうか?
最近、年賀状を送るということがほとんどなくなったんですが、ちょっと気になります。
昔はパソコンもなかったので、ほとんど手書きで書いていたことを思い出します。
ほとんど、と書いたのには理由があって、木彫りやゴムのスタンプなどを押したりしていたこともあるので・・・。
また、お年玉くじ付きの年賀はがきが当たったりしていたら、うれしかったものです。
記念切手シリーズと交換できたり・・・。
12月になるとクリスマスがあって、終わるころには年賀状を書き出したり・・・。
年始になって、届いた年賀状の中に出してなかった方からの年賀状があれば、また書いて・・・。
自分もいつごろから、ほとんどやらなくなったんだろうかなぁ~。
少し昔の事を思い出しながらも、年賀状について歴史を辿ってみようと思う。
書籍『年賀状のおはなし』
この書籍について
監修:日本郵便株式会社
PRJチーム:小野 種紀 さん、粂井 利久 さん、網師本 祐季 さん、
光井 大祐 さん、内山 由梨 さん
発行者:赤井 仁 さん
発行・販売:ゴマブックス株式会社
制作:株式会社Project8
編集協力:島田 ゆかり さん
初版は2019年11月23日発行。
主な登場人物
- 特定の登場人物はいません
この本の内容
年賀状のルーツ・・・。
それは初めて暦日を用い、新年の概念が生まれた飛鳥時代にさかのぼります。新年を祝して挨拶をし合うという習慣がありました・・・。
新年の挨拶に家々を回る「年始回り」の習慣、のちに賀詞を記した手紙や名刺を交換する習慣がはじまり・・・。飛脚の誕生とともに遠くの人々へも年始の挨拶状を届けるようになり・・・。
年始回りでの新年の挨拶から、書面での挨拶に移行していったのです。
そして、この書籍は、その歴史をたどりながら令和時代まで一気に『年始挨拶の手紙/はがき』の参考資料をもとに構成され、時代とともに移り変わるさまを楽しめる内容になっています。
書籍『年賀状のおはなし』
この書籍の感想
歴日を用いて、新年の概念が生まれたころから、新年を祝して挨拶をし合う習慣『年始回り』が時代とともに面と向かっての挨拶から書面に変わっていったり、その時代時代での流行ってのもあるような気がして楽しめました。
読み物として感じたこと
・面と向かっての挨拶から書面に変わる時代背景もわかる
・飛脚から始まる遠くへ運ぶことが可能になった歴史もわかる
・日本から海外へモノが渡る歴史もわかる
・時代時代の絵やデザインの移り変わりも楽しめます。
・お年玉くじ付きの年賀はがきの誕生秘話がわかる
こんな事をしたら もっと楽しめそうな事
・たまには”はがき”を出してみたいとも思った。(家族や自分宛て)
・自分宛ての”はがき”は旅の記念がいいかな と思った
(現時点では旅の予定はないけどね。。。未来の楽しみに取っておこうかな)
あとがき
この書籍の魅力
どちらかというと年賀状に特化した辞典のような書籍。
記念品のような作りにも感じました。つくりもハードカバーで重量感あるしね。
一家に一冊あったら、未来の子供たちが なに? これ? 年賀状? ってなるのか?ならないのか? わかりませんが、あるだけで少しワクワクさせてくれる昔話になるかもしれませんよ。
おわり